第二章。

俺は自然に【赤い液体】に手を伸ばしていた。
暗がりで良く見えないが、それは【黒い物】から流れているようだ。
「・・・??」
生暖かい。
ヌメリ、とした感触。
ボンヤリとした輪郭でしか無い【黒い物】からは、何故か視線を感じる。
何だろうか。
俺はそっと、【黒い物】に手を掛ける。
それと同時に目も暗がりに慣れてきていた。

「・・・なッ・・・!!」

首。
人の首だ。
俺は吐き気を催した。
その異質さに、俺は腰を抜かしそうになる。
何故なら。
『本物の人間の首では無い』からだ。
が。
それは紛れも無く、血に塗れている。
異質。
そうとしか言い表せない。
「クソ・・・ッ!クソ!!!」
俺はマネキンの首を床に叩き付けた。
それはコロコロと転がり、止まる。
偶然にも、俺の方へとその視線を向けて。
その視線から逃げるようにして、その場から離れる。
そして手近な壁に持たれ、床に座り込む。
マネキンに付いていた。
間違い無く、あれは"血"であった。
悪戯にも程がある。
この薄暗い洋館と言うべき、場所で。
こんな何もかもが食い違う、場所で。
「・・・あああああ!!クソったれ!!!!どこだよここ!!!」
俺は床を殴り付ける。

今宵は満月。
この部屋と俺を、優しく慈しむ様に照らしていた。

第二章、終劇。

第一章。

「・・・?」
俺は目を覚ました。
意識がまだ混濁している。
覚醒し始めた俺の意識と、本能に従う眠気が争うのが分かる。
ボーっとする頭を抱え、上半身を起こす。
枕元に置いてある時計を見る。
12時。
ちょうど正午である。
「ッ!?」
鋭い頭痛が走った。
前触れも、覚えも無い頭痛。
ズキズキと痛む頭を庇う様に立ち上がった。
周りを見渡す。
記念すべき俺の第一声。
「・・・ここはどこだ?」
洋館。
かなり古ぼけている。
それは普通だ。
が。
柱時計。
アンティークの机。
和風の箪笥。
最新の台所。
壊れかけた椅子。
この奇妙な取り合わせ。
何だこれは?
『何もかもが混ざっている』この風景は。
この光景に、俺は軽く吐き気を催した。
何故なら。
『決して見慣れない物』がそこにはあったから。
【赤い液体】。

・・・?

【黒い物】。

・・・??
「・・・ここはどこだ・・・?」
今度こそ、俺は自分の居場所を本気で疑った。

第一章、終劇。

"序章"

オルゴール。

途切れ、途切れに聞こえる音色。
聞こえてるのかも分からぬ小さな音で。
ゆっくり、ゆっくりと鳴り響いている。
思い出の中で広がるその光景は、どこか懐かしげで。
何故か自分はそれを戒めている。
オルゴールに鎖が巻き付いているのが良い証拠だろう。
その鎖に巻かれたオルゴール。
暗く閉ざされた部屋の一室にあった。
部屋の中央に置かれたオルゴール。
それを中心に、波紋のように周りがはっきりと見えてきた。

箪笥。

ソファー。

台所。

椅子。

【赤い液体】。

・・・?

【黒い物】。

・・・??

ゾクリとした物を背中に感じた途端。
この思い出は炎に燃やし尽くされるかのように消え失せた。

序章、終劇。
(続く・・・か?)

偏頭痛。

頭が痛い。
ストレス性の病気増えたよ・・・本当に。
下痢・吐き気・頭痛etc。。。
え?風邪と食べ過ぎじゃないかって?
だったらとっくに笑い飛ばしてるっての。

寒さ。

最近寒さに耐えれない。
部活やってた頃はそうでもなかったのだが。
・・・衰え、老化というやつか・・・。

無題13。

親しき人こそ
湧く情がある
友情
同情
切情
芳情
愛情
情といえども
それは高らかな宝

肉体修練。

体が訛り始めている。
うーむ、やはり部活引退はデカイ。
鍛え直す事にした。

手始めに腹筋三十回。
・・・ナマってる。
次、腕立て三十回。
・・・やはりナマッてる。
悔しい。
息は上がりはしないが、体が思うように動かない。
畜生。本気で鍛え直してやる。


こっそり鍛えるある日の夜。
プロフィール

Author:紅
I can't control myself...

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